真っ白のラブレター

「もしかして、それで今日は、外で朝ごはんだったの?」

「ん?」


歩の目が一瞬、宙を泳いだ。


「ねえ、そうなの?」


歩の顔を覗きこむと、歩はすっと目をそらしながら、軽い調子で言った。


「まあな。ほら、おまえ、ここのとこ、元気なかったからさ」

「私は元気よ」


穂風の言葉には角がある。
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