真っ白のラブレター

「じゃあ、頼もうかなあ。でも、ごめんな。親しくもないのに、いきなりこんなこと頼んで」

「いいの、気にしないで」


穂風ははにかんで、うつむき加減だ。


「良かったなぁ、スタンプ。こんな優しい人に預かってもらえて」

中谷がスタンプと会話するのを、穂風はほほえましい思いで見ていた。

「君の家まで届けるから」

「あ、うん」

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