真っ白のラブレター

休み時間も、教室の前に人だかりができていて、何事かと見ていると、

「ほら、あそこの窓際の3番目の人よ」

また、自分を見に来る人だった。


「穂風、大丈夫?」

月子が心配して声を掛ける。

「うん」


次の時間は、音楽。
音楽室へ移動する。

やっとのことで、好奇心の視線から逃れたと思った穂風だったが、うしろの黒板を見てぎょっとする。

そこに書かれていたのは。

< 61 / 108 >

この作品をシェア

pagetop