真っ白のラブレター

慌てて、月子も穂風の方に走っていった。

「やっほー。さわやかで良かったよ」

「もう、からかわないで」

穂風の頬も上気している。


「ああいうの、いいね。相手のことを思いやっている断り方だった」

「そうかな」

「うん、そうだよ」

月子は妙にうれしそうである。
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