29歳、処女。
「………喜多嶋さん。本当にいいんですか? こんな………店の人に迷惑なんじゃ」
店の雰囲気を壊さないように小声で話しかけると、喜多嶋さんがちらりと視線を落としてきた。
「なに言ってんだよ、いいに決まってるだろ。俺が連れてきたんだから」
どうしたらこんなに自分に自信が持てるんだろう。
私なんか、何ひとつ自信のもてることなんかないのに。
喜多嶋さんはいつも自信に満ち溢れて、きらきらしていて、眩しいくらいだ。
―――自信を持ちすぎているっていうのも、どうかと思うけど。
私が小さく息をつくと、さっきの店員さんが戻ってきた。
「お待たせいたしました、喜多嶋様。用意ができましたので、中へどうぞ」
そう言って通されたのは、シンプルだけど高級そうな家具で統一された個室。
服屋さんにこんな部屋があるなんて、まったく知らなかった。
「どのようなものをお持ちしましょうか」
店員さんに訊かれて、喜多嶋さんがにっと笑う。
「とりあえず、こいつに合うサイズのもの、どんどん持ってきてもらえます?」
「はい、かしこまりました」
店の雰囲気を壊さないように小声で話しかけると、喜多嶋さんがちらりと視線を落としてきた。
「なに言ってんだよ、いいに決まってるだろ。俺が連れてきたんだから」
どうしたらこんなに自分に自信が持てるんだろう。
私なんか、何ひとつ自信のもてることなんかないのに。
喜多嶋さんはいつも自信に満ち溢れて、きらきらしていて、眩しいくらいだ。
―――自信を持ちすぎているっていうのも、どうかと思うけど。
私が小さく息をつくと、さっきの店員さんが戻ってきた。
「お待たせいたしました、喜多嶋様。用意ができましたので、中へどうぞ」
そう言って通されたのは、シンプルだけど高級そうな家具で統一された個室。
服屋さんにこんな部屋があるなんて、まったく知らなかった。
「どのようなものをお持ちしましょうか」
店員さんに訊かれて、喜多嶋さんがにっと笑う。
「とりあえず、こいつに合うサイズのもの、どんどん持ってきてもらえます?」
「はい、かしこまりました」