逆境シンデレラ~御曹司の強引な求愛~

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 翌朝、基が起きてきたのは午後三時というかなり遅い時間だった。


「基、おはよう!」
「……おはよう」


 元気いっぱいな沙耶に比べて、基は寝たんだか寝てないんだかの起床であるが、沙耶が元気なのは嬉しいので、つい顔がほころんでしまうようだ。


「今日は夏日なんですって。天気がいいから、お洗濯物、あっという間に乾いちゃった」


 沙耶はいつものように早起きをし、掃除洗濯、買い出しまで済ませていた。


「コーヒー飲む? ちょうど淹れたばかりよ」
「ああ、もらうよ。ありがとう」


 熱いコーヒーを飲み、基は壁の時計を見上げた。


「沙耶、これ飲み終えたらソルシエールに行こう。それから沙耶の家に寄って、大事なものを持って帰る」
「うん、わかった」



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