続・俺と結婚しろよ!
ちぇっ……
初めっからこれかよ。
先輩たちがいなくなった更衣室で、俺は沈みに沈んでいた。
華の高校生活を送るつもりだったのに。
いきなり退部でもしてやろうか。
そんなことを考えていたが……
「慎吾ぉ。
あの変な先輩、あり得なくない?」
「あり得ない!
言いがかりにしか思えないよ」
更衣室の奥から、二人の男の声が聞こえてきた。
「俺、楽しく部活したいのに」
「俺も。
……なんか、別に楽しいことないのかなぁ」
俺は黙って彼らの話を盗み聞きしていた。
彼らは俺がいることなんて知らず、延々と金髪先輩の悪口を言い続ける。
どうやら、彼は遠藤優弥先輩と言うらしい。
おっかない名前だ。