君がくれたもの


だけど、それ以上に、

「お願いやめて、大輝。
一生のお願いだから!

やめて!」

大輝が傷つくことをして欲しくない。

優しい大輝なら

きっと、誰かを殴ると傷ついてしまうから。

大輝が消えてしまいそうで、

大輝が大輝の手が、

「大輝が傷付くところを見たくない。」

ぽつりと言った私に、

「俺は傷つかないよ。

それに、俺の手は日菜子の手を握るために、

日菜子を大切なやつを守るためにあるんだ。

昔のただ誰かを傷つけてた俺とは違う。

だから、心配しないで、
日菜子の事絶対守るから。」

そう言って、ひまわり畑の出口のゲートを潜った大輝を

私は必死に追いかけた。

そして、

ひまわり畑のゲートの出口に出た瞬間、

私は言葉を失った。


「…だい、き?」

私を襲った3人組は土下座をしていて、

それを困った顔をして見下ろす大輝。



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