柴犬~相澤くんの物語り
彼がいなくなって今日で七日目。
誰も家にいない昼下がり。
俺はぺったり腹ばいになり地面に顔をつけて、やっぱりキュンキュン鳴いていた。
「相澤くぅ~ん! お久し振りですぅ! 元気でしたかぁ?!」
いつの間にか、うたた寝してた俺の背中にいきなりドーンと重たいものがのしかかってきた。
びっくりして目を覚ますと高宮さんが乗っかっていた!
「あんた、今までどこ行ってたんたよ~!」
後ろ足で蹴って押し退けながら怒鳴った。
「キャイ~ン! い、痛いじゃないですかぁ。せっかくおみやげのおやついっぱい買って来たのにぃ!」
えっ、おやつ?
いやいや、ごまかされないぞ!
「どこ行ってたんだよぉ~! なんで俺に黙っていなくなるんだ? 俺、心配で心配で」
「あ、相澤君、私の事、心配しててくれたんですか? ジィ~ン、か、感動です」
それから高宮さんは、この一週間の出来事を話してくれた。
突然ございますおばさんにイギリスで開催されるドッグショーに出場するため渡英すると聞かされたこと、俺に伝えたかったのに、おばさんがつきっきりで世話をするから会いに来られなかったこと、後ろ髪を引かれる思いで飛行機に乗ったこと……。
誰も家にいない昼下がり。
俺はぺったり腹ばいになり地面に顔をつけて、やっぱりキュンキュン鳴いていた。
「相澤くぅ~ん! お久し振りですぅ! 元気でしたかぁ?!」
いつの間にか、うたた寝してた俺の背中にいきなりドーンと重たいものがのしかかってきた。
びっくりして目を覚ますと高宮さんが乗っかっていた!
「あんた、今までどこ行ってたんたよ~!」
後ろ足で蹴って押し退けながら怒鳴った。
「キャイ~ン! い、痛いじゃないですかぁ。せっかくおみやげのおやついっぱい買って来たのにぃ!」
えっ、おやつ?
いやいや、ごまかされないぞ!
「どこ行ってたんだよぉ~! なんで俺に黙っていなくなるんだ? 俺、心配で心配で」
「あ、相澤君、私の事、心配しててくれたんですか? ジィ~ン、か、感動です」
それから高宮さんは、この一週間の出来事を話してくれた。
突然ございますおばさんにイギリスで開催されるドッグショーに出場するため渡英すると聞かされたこと、俺に伝えたかったのに、おばさんがつきっきりで世話をするから会いに来られなかったこと、後ろ髪を引かれる思いで飛行機に乗ったこと……。