柴犬~相澤くんの物語り
「この子です……間違いありません…」
ウトウトと、まどろんでいたおれの耳に囁くような女の人の声が届いた。
ふと目を開けると、涙でくしゃくしゃになった顔でおれを覗き込む瞳と目が合う。
しばらくぼんやりと彼女を見つめていた。
夢をみてるんだろうか?
「こうた…ずっと探してたのよ…よかった…ほんとによかった…」
泣きながら笑う彼女を見ているとじわじわと喜びが全身に満ち溢れてきた。
夢じゃない…
ショーコさん!
ショーコさんだ!
おれは飛び起きると、檻のなかをぐるぐる駆け回り、ワンワン吠えて体中で喜びを表していた。
ウトウトと、まどろんでいたおれの耳に囁くような女の人の声が届いた。
ふと目を開けると、涙でくしゃくしゃになった顔でおれを覗き込む瞳と目が合う。
しばらくぼんやりと彼女を見つめていた。
夢をみてるんだろうか?
「こうた…ずっと探してたのよ…よかった…ほんとによかった…」
泣きながら笑う彼女を見ているとじわじわと喜びが全身に満ち溢れてきた。
夢じゃない…
ショーコさん!
ショーコさんだ!
おれは飛び起きると、檻のなかをぐるぐる駆け回り、ワンワン吠えて体中で喜びを表していた。