不倫のルール
ハイテンションな私に、柴田さんの声も笑っていた。

朝六時に、うちの近くの公園の駐車場で待ち合わせた。

遊園地、遊園地っ!!

それまでのモヤモヤが、一気に吹き飛んだようだった。


翌朝、六時過ぎ、私は柴田さんの車に乗り、遊園地を目指して出発した。

走ってすぐのコンビニに寄って、飲み物、パンやおにぎりの朝食と、車中のおやつを少し買った。

熱心におやつを選ぶ私の姿を、柴田さんは苦笑しながら見ていた。

移動中、あれ?と思った。柴田さんは、高速道路にのった。私が思っていた遊園地には、高速道路にのらなくても行ける。

「遊園地に行くんですよね?」

「うん、そうだよ」

まっ、柴田さんに任せておけばいっか。ナビだってあるんだし。

途中のサービスエリアで、トイレ休憩を一度とった。

車から降りれば、外の空気が気持ちいい。天気予報通り、今日は晴れ!明るい太陽に青い空、白い雲が少し高い所に見える。

う~ん……と伸びをして「気持ちいいですね」と、隣の柴田さんを見上げた。

柴田さんも同じようにして「うん、遊園地日和だ!」と笑った。

トイレから戻って出発した。

外を眺めながら、あ~、本当に気持ちいい……と思う。車の微妙な揺れに、少しずつ瞼が下がってくる。

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