サリフウリ魔法学園と神の子
それを、無視して自動ドアをくぐる。
中は、どういう順か分からないが机の後ろにある、赤い皮のソファの上に、1人1人みんな座っていた。
近くの茶色のボブショートの女の子に声をかけた。
「席ってどうなってるの?」
声をかけると、女の子はわたしを見て驚いた。そして、テンパったのか机の上からペンケースを落とした。
「え⁉︎あ…好きに座ってます!梓さんはどこがいいですか⁉︎」
「ん〜、空いてる席でいいよ。ありがとうね、えっと…お名前は?」
「わぁ!わ、私は朱莉、茨木 朱莉(Matuki Akari)です!」