僕は使命を果たすため下界に降りる。
ー延長戦ー


「セレン!一旦変われ!そのままじゃ無理だ!」
チェンジしてから数十分立ったが僕はまだ倒せてない。それどころか逆に不利になっている。

《チェンジ》

僕は姿を人間に変える。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
だいぶ不利な状況だ。攻撃する度に魔力がなくなってきてる。

「なかなか賢いものだ…攻撃する度我が魔力を奪っている事に気づくとは…なかなかだな」


ダッダッダッ!
するとリッキーが走り出した、そして、


「触れなければいいんだろ!?だったら!焼け焦げてしまえ!」

リッキーは炎で作ったナイフと大剣をクラーに刺した。

「くっ…正解だ…だが、我は闇…一気に仕留めないと無理な話…残念だったな…リッキー!」ニヤリ

クラーはニヤリとすると、リッキーの弱点…つまり水をループ魔法で攻撃をした

「リッキー!間に合えッ!」
「ッ!」
僕は水も一様操ることが出来る。僕は水を全て凍らせるように操った…


「残念だったなお2人さん?」ニヤッ
「なっ!?」


バシャッ!!

上に落ちてきた水に集中し過ぎて反応が鈍った…僕は横から出てきた水を氷にする事が出来ず、 リッキーにかかってしまった。

「クッ!」
バタンっ!

リッキーは弱点をつかれ、気絶状態になった。

「リッキー!!」
魔法使いは誰もが属性を持っている。弱点のぞくが攻撃をして、もし当たった場合大抵気絶状態になってしまう。

「ハハッ!仲間も1人守れない力…我と一緒に来れば守れる力もす…」
「闇落ちだけはしないッ!」
そうだ、僕は闇落ちしたら、魔法界が…
「フッ…もうちょっと痛めつけるか…」

クラーは後ろにいるクラスメイトをみて笑った

「ならば、そこの人間達を使って…」
クラーは闇ループを使い、クラスメイトに近づいた。
「まずい!《防衛魔法ー結界ー相手を守りたまえ!》」
僕は結界をさらに強くした。

「ハハッ!流石魔法界の王子…」
「クラー!君を封印石の中に閉じ込める!」
封印石…つまり、罪を犯したものを罰するために出来た石だ。
「確か…セレンは…火だったな?」
弱点だ!早く殺らないと!

ダッ!タンっ!

僕は氷の双剣を作り手に持ちクラーに飛び乗った。

「立ち去れッ!」

ピキピキピキピキ

「なっ!?」
クラーの足を氷で固まらせて動きを封じた。

「罪を償えっ!」

ザシュッ!

「クッ…」
剣はクラーに刺さった。

「一旦退散と行こう…さらば…ダッ」

「ま、待てっ!」
クラーは闇ループで退散した。
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