僕は使命を果たすため下界に降りる。
ーつぎの日ー

「お父様…ありがとうございます…使命を必ず果たしますので」ニコッ

僕は朝早く起きるとすぐに旅立つ準備をしてお父様に挨拶をしに行った。

「私のせいですまない…下界に行く際いくつか注意があるからこの紙をちゃんと読むのじゃよ?」
「わかりました」

ーメモ書きー

*下界では招待を隠すため人間になる魔法をかけること。
*もし、クラスの人など大人以外に気づかれた場合はよしとする。
*大人の場合は記憶を消す方法をすること。
*人間達を守ること

追伸
許可または、クラーを倒すまでは守り続けてくれ。


「ありがとうございます。」
「下界に行く方法はこの粉をかけるのじゃよ」
お父様はそう言って布袋を僕にくれた。
「わかりました。ありがとうございます」
「気をつけるんじゃぞ!」
「はい!」

僕は門をくぐって、リッキーを迎えに行った。



ーリッキー家ー

コンコンコン
「リッキー!来たぞ!」
「おう!入ってくれ!」
ガチャ…バタン
「リッキー、準備出来たか?」
「おう!特にする事は無いけどな」笑
リッキーはそう言うが、後ろに大きいリュックが…
「あ、あはは…じゃ、行こっか?」
「おう!で、どうやって?」
ガサガサ
「あった!これこれ」
僕は袋からお父様に貰った粉をだした。
「これ?か?」
「そうだよ、この粉をかけるんだよ」笑
粉を手の上に出した
「リッキー手出して?」
「ん…はい」
リッキーの手に粉をかける
「これで全身にかけるんだよ?」
「らじゃ!」
サラサラ
「え?」
ポンッ!
「ありゃ、先に行っちゃった」汗
リッキーは先先行動してしまうタイプだ…当たり前か笑
「よし、僕も!」
サラサラ

ポンッ!



ーこうして、下界(人間界)の暮らしが始まったー
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