narcotic
「そっか!急にごめんな」
「いえ、大丈夫です…」

だんだん、学校が近づいてくる。

「え、嘘何あれ〜」
「王子くんが地味子と手繋いでる?!」
「信じられなーい」

周りからの視線が…痛い。
まあ、当然のことなんだけど。
ぎゅっと手に力が加わる。

「大丈夫、気にするな」
「ありがとう」

私も少し、変わらなきゃかな。
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