〇年後、微笑っていられるなら〇〇と。
「京、お泊りセットは無いだろうけど、貰い物が色々あるんだ。クローゼットの中、探っていいから好きなモノ使えよ。
ここだ。パジャマ代わりの物もあるし、下着もある。どれも未使用だから、その点は心配無い。
先に風呂も使っていいから」

「解った。有難う」

ここは動揺せずサラッと受け流すのよ。

「それから...ああ、これ。
某ホテルのアメニティグッズ。化粧水とかこれでいけるよな?」

うわ、ブランド物のなんて使った事無い。

「康介さん、女子より女子。私より女子」

「そんな事は無い。みんな貰い物だ。ほら、選んだのか?俺のボクサーパンツも選択肢に入れてもいいぞ?
ああ、ごめんごめん。
俺はあっちに居るから。じゃあ、風呂入れよ」

「うん、有難う」

私、とんでもないところに飛び込んだ?
ううん、大丈夫。
よ〜し。どうせなら飛び切り可愛いの選んじゃえ。
モコモコ、フワフワの上下のルームウエア発見。
普通にうちにもありそう。

どう見ても...。このサイズ、私にぴったりなんだけど。なぜ解る?わたし用?
...でも、そんな事はあるはず無い。

「京?出たのか?」

「あ、うん」

「どうした?」

「んん。...ぴったりだから」

お、可愛い。

「そんな事か。そりゃあ、ぴったりだと思う。
京、お泊りに来るって約束だっただろ?
だから買って置いたんだ」
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