君が好きになるまで、好きでいていいですか?
「その時ってどうだったの………?」
なんかみんなして声をひそめてきたんだけど、どうだったって………後藤さんが?
「朝まで離してくれなかったから、仕方無かったんです」
「…………っ!!」
一気に嬉しそうな顔をする二人と、以外と驚いている歩美さん
「えっ?なんかおかしな事いったかな?」
「いやいや万由ちゃんご馳走さまぁ」って、キャッキャッと佐藤さんと三宅さんのグラスに乾杯を求められた
「いいなぁ 私も後藤課長みたいな人に抱かれたいわぁ」
「へっ?」
「ん?」
「なぁんだ、泊まったって言うから私もテッキリ…………」
「あの二人も誤解してるって事だよねぇ……」
なかなかまったりとした話をしたがる二人からの質問を、適当に流しながら応対し解散した後、
歩美さんが気になっていたらしい合同飲み会の後の酔っぱらった後藤の話をした。
「いいのよあの二人は、どっちにしろ付き合ってる事になってるんだから」
「……………」
「それに、付き合えばそうゆう事もするわけだし」
「あ……………」
そうゆう事ってああゆう事だよねぇ……………