探偵の彼に追跡されて…
最近悪阻も酷く暑いせいか食欲も随分落ちている。
その為身体はちょっときつい。

でもいまは夏休みで大きな子達が小さな子達を面倒見てくれるからとても助かる。

「美野里先生、今日は園庭で流しそうめんにしましょう」と郁子先生が言う。

「そうですね?」

素麺なら麺を湯がくだけだし、私も素麺なら食べれそうだ。

「美野里先生外は暑いわ!準備はうちの旦那にやらせるから室内に入ってなさい」と結先生が言ってくれる。

今日は結先生のご主人が手伝いに来てくれている。
ご主人は日曜日大工が好きでこういった事はお手の物だそうだ。

園の下駄なども結先生のご主人が作った物らしい。

「すいません。お願いします」

私は中に入り麦茶を園長室に持って行く。

「園長先生麦茶…」 

ガシャン!

美野里は持っていたお盆を落とした。

「園長先生!!園長先生どうしました!?」

園長先生が胸を苦しそうに手で抑えて床に倒れていた。

「誰か!誰か来て園長先生が!!」

美野里のただならぬ声に先生達が駆けつけ救急車を呼んでくれ園長先生は病院に運ばれた。

付き添って行った郁子先生の連絡で幸い命には別状無いが暫く入院するとの事にだった。

郁子先生はそのまま園長先生に付き添う事になったから今夜は結先生が園に泊まってくれる事になった。




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