探偵の彼に追跡されて…
ワンピースが30万もすると聞いた渉君も吃驚していた。
「30万ですか!? スッゲー! でも、貰っておけばいいんじゃないですか? だって返品出来ないし、まさか所長が着るわけにいかないし…」
渉君は宙を仰ぎ ん? あのワンピースを着た所長の姿を想像したのか「気持ち悪〜」と言って顔を顰める。
そして所長は「お前ね変な想像しないでくれる?」と方眉を上げる。
「あっそう言えば土曜日、美野里さん見かけましたよ。声を掛けようとしたら女性に腕を掴まれて引きずられるように居酒屋に入って行ったから、美野里さんが飲みに行くのなんて珍しいですよね?」
「渉君、近くに居たんだ?」
「僕も彼女と近くの店に食事に行ったんですよ。」
「そっかー。大学のサークル仲間が結婚するって言うからお祝いにね?」
「そうなんだ。はい!リボン集めてますよね?」
「有難う。」
渉君は私にキュルルのケーキの箱に結ばれていたリボンを渡してくれる。
キュルルのケーキ屋さんのケーキの箱の持ち手にビニールのテープ紐ではなく本当のリボンが結ばれている。
そのリボンがあまりにも可愛くて私は集めている。小さく結んだリボンをハンドタオルに縫いつけて幸子さんのお孫さんにプレゼントした事もある。
『いつか女の子が生まれたら髪に結んであげたり、お洋服につけてあげよう』と、言って集めているのを渉君は知っている。
「リボン随分集まってるんじゃないですか? 美野里さんそろそろ結婚とか考え無いんですか?」
「渉君? 『そろそろ』ってそれセクハラ発言ですよ?」
私は頬を膨らませ怒って見せる。
「え? あっそんなつもりじゃないです。すいません。」
慌てる渉君がちょっと可愛く見える。
「ここ暫く彼氏も居ないし、不倫調査ばかりしてると結婚に対して失望しちゃうんだよね…」
私は、眉尻を下げて言う。
すると今まで黙っていた聞いていた所長が
「俺なら失望させないけど?」とにっこり笑って言う。
いやいや… あなたにも失望させられてますよ?
「よく言いますよね…」
どんな理由があるか知らないけど奥さんや子供と別居してる時点で『失望させない』って言えないと思いますが?
「ん? なにが?」
「ハァ…」
私は大きな溜息を付いたが所長はなぜ私が溜息をついたか分からないようだ。
「30万ですか!? スッゲー! でも、貰っておけばいいんじゃないですか? だって返品出来ないし、まさか所長が着るわけにいかないし…」
渉君は宙を仰ぎ ん? あのワンピースを着た所長の姿を想像したのか「気持ち悪〜」と言って顔を顰める。
そして所長は「お前ね変な想像しないでくれる?」と方眉を上げる。
「あっそう言えば土曜日、美野里さん見かけましたよ。声を掛けようとしたら女性に腕を掴まれて引きずられるように居酒屋に入って行ったから、美野里さんが飲みに行くのなんて珍しいですよね?」
「渉君、近くに居たんだ?」
「僕も彼女と近くの店に食事に行ったんですよ。」
「そっかー。大学のサークル仲間が結婚するって言うからお祝いにね?」
「そうなんだ。はい!リボン集めてますよね?」
「有難う。」
渉君は私にキュルルのケーキの箱に結ばれていたリボンを渡してくれる。
キュルルのケーキ屋さんのケーキの箱の持ち手にビニールのテープ紐ではなく本当のリボンが結ばれている。
そのリボンがあまりにも可愛くて私は集めている。小さく結んだリボンをハンドタオルに縫いつけて幸子さんのお孫さんにプレゼントした事もある。
『いつか女の子が生まれたら髪に結んであげたり、お洋服につけてあげよう』と、言って集めているのを渉君は知っている。
「リボン随分集まってるんじゃないですか? 美野里さんそろそろ結婚とか考え無いんですか?」
「渉君? 『そろそろ』ってそれセクハラ発言ですよ?」
私は頬を膨らませ怒って見せる。
「え? あっそんなつもりじゃないです。すいません。」
慌てる渉君がちょっと可愛く見える。
「ここ暫く彼氏も居ないし、不倫調査ばかりしてると結婚に対して失望しちゃうんだよね…」
私は、眉尻を下げて言う。
すると今まで黙っていた聞いていた所長が
「俺なら失望させないけど?」とにっこり笑って言う。
いやいや… あなたにも失望させられてますよ?
「よく言いますよね…」
どんな理由があるか知らないけど奥さんや子供と別居してる時点で『失望させない』って言えないと思いますが?
「ん? なにが?」
「ハァ…」
私は大きな溜息を付いたが所長はなぜ私が溜息をついたか分からないようだ。