夜まで待てない
「それでね、白崎先輩にも迷惑をかけちゃったし私は自分も情けなくて悔しくてさ。」
最終的には愚痴になっていた。
私は残りの缶ビールを飲み干した。
すると羽月は私を急に押し倒してきて、気づけば私にキスをしていた。
な、なんでっ!
ほろ酔いだった私は羽月のキスで一気に酔が覚めた。
だが羽月は私の唇を割って自分の舌を差し込んできた。
「んっ…」
だが羽月は止めることなく今度は私のタンクトップの中に手を入れてきた。
…っ!
私は力いっぱい羽月の体を押した。
「な、何するのっ!」
「何ってキスして止まらなかったからタンクトップの中に手を入れただけだけど?」
普通にそう言って羽月は残りのビールを飲み干した。
てか何でキスなんてしたの?私達は幼馴染だよね?
「何でキスなんてしたの?」
「ん?したかったから!それにそんな格好してトロンとした目で俺を見て誘ってるとしか思えないけど?」
「さ、誘ってなんかないしただ愚痴を聞いてもらってただけでしょ?」
「でもキスのおかげで今日のミスの事が頭から消えただろ?俺のおかげじゃん!」
羽月ってこんな人だったっけ?
あの優しかった羽月は何処にいったの?
確かにミスの事は頭からは消えたけど…
「何だか羽月って変わったね?」
「俺は昔から何にも変ってないし、優子が俺を幼馴染としてしか見てなかったからじゃないか?」
「それってどういう意味?だって私達は幼馴染じゃない!」
羽月の言ってる事が理解できない私はそう言った。