次期社長の甘い求婚
「なによ、どういう風の吹き回し? 急にオシャレしちゃって」
「いや、これにはちょっと事情があって……」
なにから説明したらよいのか分からず、言葉を濁してしまう。
「あとで詳しく話すから。……それでさ、神さんって今は外出中?」
亜紀越しに営業部内のオフィスを見回すも、彼の姿が見当たらない。
「え、なんで今さらここで恭様?」
さっきよりも驚き、亜紀の目は点状態。
それもそうだよね。
あれほど勧めてきた人を一喝した私が、今こうしてその本人を探しに営業部まで訪れたのだから。
「それも含めて今度ゆっくり話します。……で、神さんは?」
逸る気持ちで問いかけると、亜紀はオフィス内にあるホワイトボードへ視線を送った。
「あ、えっと……確か今日は終日外回りだったと思うけど……うん、やっぱりそうだ」
「……そっか」
そうだよね、ホテル出た時間も早かったし。
けれど、ここに来れば会えるかも……と思っていた分、ガッカリ感は拭えない。
「いや、これにはちょっと事情があって……」
なにから説明したらよいのか分からず、言葉を濁してしまう。
「あとで詳しく話すから。……それでさ、神さんって今は外出中?」
亜紀越しに営業部内のオフィスを見回すも、彼の姿が見当たらない。
「え、なんで今さらここで恭様?」
さっきよりも驚き、亜紀の目は点状態。
それもそうだよね。
あれほど勧めてきた人を一喝した私が、今こうしてその本人を探しに営業部まで訪れたのだから。
「それも含めて今度ゆっくり話します。……で、神さんは?」
逸る気持ちで問いかけると、亜紀はオフィス内にあるホワイトボードへ視線を送った。
「あ、えっと……確か今日は終日外回りだったと思うけど……うん、やっぱりそうだ」
「……そっか」
そうだよね、ホテル出た時間も早かったし。
けれど、ここに来れば会えるかも……と思っていた分、ガッカリ感は拭えない。