次期社長の甘い求婚
神さんのお父さんに促され、私と距離を取って隣に座った瞬間、ソファーがギシっと歪む。
会話から見て、ふたりは知り合い……だよね? それも口ぶりから付き合いも長い?
そんなことを考えていると、ドアをノックする音が聞こえ、さっきここまで案内してくれた秘書が珈琲を運んできてくれた。
見惚れてしまうほどスムーズに手早く珈琲カップを置き、「失礼しました」と丁寧に一礼すると、すぐに社長室から出て行った。
一連の様子を観察し終え、ドアの方をいまだに見つめてしまっていると、神さんのお父さんがゆっくりと口を開いた。
「えっと……まずは私のことから話そうか」
いよいよ本題を切り出され、目の前に座る神さんのお父さんを見つめてしまう。
「恭介から話は聞いたよ、小野寺さんと結婚したいと」
予想通りだ。話ってそのことしかないよね。
やはり反対、されてしまうのだろうか。
一気に不安が押し寄せてくる中、神さんのお父さんは予想外なことを話し出した。
「もちろん私は賛成だよ」
「……え?」
てっきり反対されるものだとばかり思っていたから、気が抜けてしまった。
会話から見て、ふたりは知り合い……だよね? それも口ぶりから付き合いも長い?
そんなことを考えていると、ドアをノックする音が聞こえ、さっきここまで案内してくれた秘書が珈琲を運んできてくれた。
見惚れてしまうほどスムーズに手早く珈琲カップを置き、「失礼しました」と丁寧に一礼すると、すぐに社長室から出て行った。
一連の様子を観察し終え、ドアの方をいまだに見つめてしまっていると、神さんのお父さんがゆっくりと口を開いた。
「えっと……まずは私のことから話そうか」
いよいよ本題を切り出され、目の前に座る神さんのお父さんを見つめてしまう。
「恭介から話は聞いたよ、小野寺さんと結婚したいと」
予想通りだ。話ってそのことしかないよね。
やはり反対、されてしまうのだろうか。
一気に不安が押し寄せてくる中、神さんのお父さんは予想外なことを話し出した。
「もちろん私は賛成だよ」
「……え?」
てっきり反対されるものだとばかり思っていたから、気が抜けてしまった。