毒舌王子に誘惑されて
「出てきた。大井アナだ」
「へ?」
不覚にもドキドキしてしまった私を無視して、葉月君は窓の外の人影を鋭い目つきで追う。
黒っぽい服にニット帽を深めに被った女性が歩いてくる。
顔はわからないけど、際立ってスタイルが良く、有名人特有のオーラがあった。
「もしかして外で会うのかな?
俺、追いかけてみるんで美織さんは残ってて下さい。もし、京堂がきたらすぐに連絡して下さいね」
そう言い残して、葉月君は素早く車を降りて大井アナを追いかけた。
こんな時間にスーツ姿の男がついてきたら怪しいだろうけど、ジーンズ姿の葉月君はコンビニに向かう大学生にしか見えず深夜の街に溶け込んでいた。
「び、びっくりした〜」
葉月君の姿が見えなくなってから、私は思わず声をあげてしまった。
へなへなと身体か力が抜けていく。
頬に手を当ててみれば、ほんのり熱くなっていた。
もちろん告白されるとかそんな事を思ったわけじゃないけど、あんなに接近されたらやっぱり動揺してしまう。
「性格はともかく、顔は無駄にかっこいいのよね・・」
何だか負けた気がして、無性に悔しかった。
「へ?」
不覚にもドキドキしてしまった私を無視して、葉月君は窓の外の人影を鋭い目つきで追う。
黒っぽい服にニット帽を深めに被った女性が歩いてくる。
顔はわからないけど、際立ってスタイルが良く、有名人特有のオーラがあった。
「もしかして外で会うのかな?
俺、追いかけてみるんで美織さんは残ってて下さい。もし、京堂がきたらすぐに連絡して下さいね」
そう言い残して、葉月君は素早く車を降りて大井アナを追いかけた。
こんな時間にスーツ姿の男がついてきたら怪しいだろうけど、ジーンズ姿の葉月君はコンビニに向かう大学生にしか見えず深夜の街に溶け込んでいた。
「び、びっくりした〜」
葉月君の姿が見えなくなってから、私は思わず声をあげてしまった。
へなへなと身体か力が抜けていく。
頬に手を当ててみれば、ほんのり熱くなっていた。
もちろん告白されるとかそんな事を思ったわけじゃないけど、あんなに接近されたらやっぱり動揺してしまう。
「性格はともかく、顔は無駄にかっこいいのよね・・」
何だか負けた気がして、無性に悔しかった。