恋に目覚めたシンデレラ


リビングのドアが開き葵が入って来た。


キッチンに行き冷蔵庫を開けた葵にホットミルクを作るのは久しぶりだ。


「滉さんありがとう。頂きます」


「これからお風呂に入って来てもいいですか?」

一瞬怪訝そうな顔をしたけど直ぐに「大丈夫ですよ、行ってください」と返事が帰って来た。


「飲み終わったら俺の部屋で待っていますか?」


少し考えている様子で何かに思いあたったのかハッとしたようだった。
少し顔を赤らめている。


「まだ洗濯終わらないしその後は干さないとだから……終わるまでここにいます」


「そうですか。じゃあ干し終わったら俺の部屋に来てください。それと今夜から俺の寝室で寝て下さい」


「えっ、滉さんの部屋で?でも明日から会社だし小野寺さんが来るまでに起きれないと困るし……」


「大丈夫です。小野寺さんがくるまえに起こしてあげます」


「やっぱりまずいです。小野寺さんは古い考え方をするって言ってましたよね。朝まで滉さんの部屋にいたなんて解ったら……」









< 190 / 202 >

この作品をシェア

pagetop