恋に目覚めたシンデレラ
「ヒドイ顔ですよね?」
「ヒドイ顔……?誰の事ですか。どんな葵さんも可愛いですよ」
「……晃さん、気を使わなくていいです。顔が浮腫んでいるのは分かっているから」
「葵さんは気にしすぎでは?それにいつも目の前にいるあなたは俺の眼には可愛いく映っているんです。それではダメですか?」
「……ダメなんてそんなことは」
「気を使ってはいないと解って貰えたのなら良かった」
玄関から出ていった晃と入れ代わりに今度は小野寺が入ってきた
「小野寺さんおはようございます」
「葵さま、おはようございます。今朝は遅くなってしまいました。直ぐにご飯の支度をしますね」
小野寺さんはキッチンの方に行ってしまい私もバスルームに移動した。
キッチンで小野寺が作ったお料理をお皿に移したり運んだりと手伝っていると走り終わって戻ってきた晃がキッチンに来た。
朝食を済ませた後、小野寺に見送られて玄関を出ると三枝が止めてある車の近くに立って待っていた。