叶わない恋
後悔
彼は屋上にいた。屋上で1人静かに過ごしていた。私は彼に話しかけた。
「どうして自分から別れたのに寄りを戻したの」
彼は私の手元を見て、
「ソレで俺を殺す気なんだ。でも残念だったな。俺を殺したらアイツがお前を嫌いになるに決まって…」
(グサっ)
「…おまぇッッ……」
私はカッとなって彼の腹部にカッターを刺してしまった。ゾッとして屋上から逃げた。鍵を閉めて、ひたすら走って走って逃げた。
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