塩系男子の恋愛事情
こ…これは一体、どう言うことなのでしょうか?

あたしの身に、一体何が起こっているのでしょうか?

「半年間も我慢していたのに、仕方がないな」

そう言った小笠原くんに、
「えっ?」

あたしはまた聞き返した。

我慢って、何の?

「俺が半年間、どうして我慢してたか知ってるか?」

小笠原くんにそう聞かれたけど、あたしは首を横に振った。

どうして我慢していたのだろう?

「愛菜が好きだったから大切にしていたんだよ。

大切にしていたから、キスもセックスも…ましてや、手を繋ぐことも我慢していたのに」

小笠原くんの指が、あたしのあごに添えられた。
< 12 / 16 >

この作品をシェア

pagetop