囚われ姫と金と銀の王子
「そこをどきなさい!アンタこんな下らない女を庇うっていうの!?」
「恐れながら私はソフィア様の侍女です。ソフィア様に何かあっては一大事ですから!この命に代えてでも私はソフィア様を守ります!!」
ナディはそう言ってナザリアを見据えた。
その表情がさらにナザリアに火を付けてしまう。
「偉そうな口を聞くんじゃないわよ!無能の癖に!!邪魔よ!」
ナザリアは、力一杯にナディを横へ突き飛ばした。
その勢いでナディは壁に激しく身体を打ち付け、そのまま地面に倒れ込んでしまう。
「ナディ!!」
ナディは身体が痛いのか、苦悶の表情を浮かべ小さく唸っている。
ナザリアの行為に、私の頭の中で何かが切れた。
「恐れながら私はソフィア様の侍女です。ソフィア様に何かあっては一大事ですから!この命に代えてでも私はソフィア様を守ります!!」
ナディはそう言ってナザリアを見据えた。
その表情がさらにナザリアに火を付けてしまう。
「偉そうな口を聞くんじゃないわよ!無能の癖に!!邪魔よ!」
ナザリアは、力一杯にナディを横へ突き飛ばした。
その勢いでナディは壁に激しく身体を打ち付け、そのまま地面に倒れ込んでしまう。
「ナディ!!」
ナディは身体が痛いのか、苦悶の表情を浮かべ小さく唸っている。
ナザリアの行為に、私の頭の中で何かが切れた。