イケメン部長と(仮)新婚ライフ!?
……さぁ、一世一代の大嘘芝居の始まりだ。
ひとりハラハラしている私はさておき、零士さんを凝視していた三人は、ぱぁっと顔を輝かせる。
「君が零士くんかー! いや、よく来てくれたねぇ」
「こんな素敵な人見付けてくるなんて……でかしたわ、一葉!」
「うそだぁー! お姉ちゃんがこんな大人イケメンを掴まえるなんてー!!」
三人が口々に話し出し、お父さんは零士さんと握手までしているけど、彼は笑顔を絶やさない。入って入って!と皆に促され、私達は部屋に上がった。
賑やかな家族だわ……と、ものすごく複雑な気分で他人事のように見ている私だけど、一言言いたい。
「何で花苗までいるのよ」
皆でダイニングに向かう途中、無愛想な声を妹に投げた。まぁ、聞かなくてもなんとなくわかるけど。
頬をピンク色に染めた花苗は私にすり寄り、興奮気味に言う。
「ムコ殿をお目にかかるために決まってるじゃん! それにしてもびっくり~。あんなイケメンがあたしのお義兄さんになるなんて、超ラッキー!」
「ミーハーだなぁ……」
私の予想はだいたい当たっていて、ため息を吐き出した。
喜んでいるけど、これが全部嘘だったと知ったらひっくり返るだろうな……。花苗だけじゃなく、お父さんお母さんも。
ひとりハラハラしている私はさておき、零士さんを凝視していた三人は、ぱぁっと顔を輝かせる。
「君が零士くんかー! いや、よく来てくれたねぇ」
「こんな素敵な人見付けてくるなんて……でかしたわ、一葉!」
「うそだぁー! お姉ちゃんがこんな大人イケメンを掴まえるなんてー!!」
三人が口々に話し出し、お父さんは零士さんと握手までしているけど、彼は笑顔を絶やさない。入って入って!と皆に促され、私達は部屋に上がった。
賑やかな家族だわ……と、ものすごく複雑な気分で他人事のように見ている私だけど、一言言いたい。
「何で花苗までいるのよ」
皆でダイニングに向かう途中、無愛想な声を妹に投げた。まぁ、聞かなくてもなんとなくわかるけど。
頬をピンク色に染めた花苗は私にすり寄り、興奮気味に言う。
「ムコ殿をお目にかかるために決まってるじゃん! それにしてもびっくり~。あんなイケメンがあたしのお義兄さんになるなんて、超ラッキー!」
「ミーハーだなぁ……」
私の予想はだいたい当たっていて、ため息を吐き出した。
喜んでいるけど、これが全部嘘だったと知ったらひっくり返るだろうな……。花苗だけじゃなく、お父さんお母さんも。