イケメン部長と(仮)新婚ライフ!?
ダイニングには、すでにたくさんの料理が並べられていて、私の心配をよそに和やかな食事会が進められていく。
私の隣に座る零士さんはすっかり馴染んでいるし、当然いつものブラックさなんて微塵も感じない。それどころか……。
「一葉さんが料理上手なのは、お母さん譲りですね」
美味しそうに茶碗蒸しを食べながら、私とお母さんをさらりと褒める零士さん。ぽっと頬を染めたお母さんは、「もう、おだて上手なんだから~!」とご満悦そうに笑った。
あぁ、どんどん彼の株が上がっていくよ……。本当にどうするつもりなんだろう。
楽しそうな皆を眺めながら黙々と箸を進める私だけど、もちろんお父さんも上機嫌だ。
「零士くんはお母さん似だな。お兄ちゃんの遥一くんには会ったことがあるんだが、昔のよっちゃんによく似ててね」
「そうですね。写真を見ると兄はそっくりですよ」
零士さんとそんな会話をして、お父さんは「どこかにアルバムがあったな~」と言いながら立ち上がった。懐かしくなったのか、リビングの方からお父さんの古いアルバムを持ってこようとしているらしい。
その隙に、私の向かいに座る花苗が、テーブルに身を乗り出す勢いで零士さんにずいっと迫る。
私の隣に座る零士さんはすっかり馴染んでいるし、当然いつものブラックさなんて微塵も感じない。それどころか……。
「一葉さんが料理上手なのは、お母さん譲りですね」
美味しそうに茶碗蒸しを食べながら、私とお母さんをさらりと褒める零士さん。ぽっと頬を染めたお母さんは、「もう、おだて上手なんだから~!」とご満悦そうに笑った。
あぁ、どんどん彼の株が上がっていくよ……。本当にどうするつもりなんだろう。
楽しそうな皆を眺めながら黙々と箸を進める私だけど、もちろんお父さんも上機嫌だ。
「零士くんはお母さん似だな。お兄ちゃんの遥一くんには会ったことがあるんだが、昔のよっちゃんによく似ててね」
「そうですね。写真を見ると兄はそっくりですよ」
零士さんとそんな会話をして、お父さんは「どこかにアルバムがあったな~」と言いながら立ち上がった。懐かしくなったのか、リビングの方からお父さんの古いアルバムを持ってこようとしているらしい。
その隙に、私の向かいに座る花苗が、テーブルに身を乗り出す勢いで零士さんにずいっと迫る。