イケメン部長と(仮)新婚ライフ!?
うそ……本当、なの?
まだまだ信じられなくて、私は彼を穴が空くほど見つめたまま。
「ほんと……ですか?」
震える声で問い掛けると、零士さんはコートのポケットから取り出した何かを差し出してくる。
「これが証拠」
手の平に乗せられたそれは、白いリボンが掛けられた四角い小さなケース。
まさか、まさか……と、勝手に中身を想像して心臓がバクバクと踊り出す。
これまた震える手で箱を開けると、想像通りのものが顔を出したのだけれど、それを超える衝撃で息が止まりそうになった。
「っ、これ……!」
三つの小さなダイヤが連なった、可憐なデザインのシルバーのリング。
見覚えがあるそれは、東京でデートした時に私が気に入った、あの指輪だったから。
「えっ、な、何で……!?」
「出張先、東京だったから」
うろたえる私に、彼はさらりと告げる。
私が気に入ったものを覚えていて、出張中に内緒で買ってきてくれたなんて、感動しないわけがない。
しかも、それが指輪って──。
もう涙を抑えるのは不可能だ。
顔を歪ませる私の手にある箱の中から、彼は指輪をつまみ上げる。そして私の左手を取り、薬指をゆっくりとなぞった。
まだまだ信じられなくて、私は彼を穴が空くほど見つめたまま。
「ほんと……ですか?」
震える声で問い掛けると、零士さんはコートのポケットから取り出した何かを差し出してくる。
「これが証拠」
手の平に乗せられたそれは、白いリボンが掛けられた四角い小さなケース。
まさか、まさか……と、勝手に中身を想像して心臓がバクバクと踊り出す。
これまた震える手で箱を開けると、想像通りのものが顔を出したのだけれど、それを超える衝撃で息が止まりそうになった。
「っ、これ……!」
三つの小さなダイヤが連なった、可憐なデザインのシルバーのリング。
見覚えがあるそれは、東京でデートした時に私が気に入った、あの指輪だったから。
「えっ、な、何で……!?」
「出張先、東京だったから」
うろたえる私に、彼はさらりと告げる。
私が気に入ったものを覚えていて、出張中に内緒で買ってきてくれたなんて、感動しないわけがない。
しかも、それが指輪って──。
もう涙を抑えるのは不可能だ。
顔を歪ませる私の手にある箱の中から、彼は指輪をつまみ上げる。そして私の左手を取り、薬指をゆっくりとなぞった。