想いの能~チカラ~ 番外編集
「殿下、ご身分をお考えですか?」
「一人の女性すら愛せずどう国や国民を愛せと?」
「それは…」
「俺はレイカを諦めない。それだけだ。」そう告げると公爵もこれ以上は何を言っても無駄だと思ったのか、自室に帰って行った。
翌日、帰る時にレイカを見ていると肆隊、伍隊のメンバーが一緒に群がっている。
……会話の内容を盗み聞いているとどうやら『敵に回すな!!キケン。』と言う奴(胡麻すりして置こう)と『レイカの強さに惚れ込んだ奴』の2パターンが居る。
……まぁ、反発するよりはまし何じゃないか?と思った。
ここからはレイカ自身でやらなきゃな。
「頑張れよ?レイカ」そう呟くと俺は
「寮に帰るぞ」と声を掛けた。

