ご褒美は唇にちょうだい
「うん、大丈夫」
そうか、こんな時でも久さんは仕事を片付けていてくれる。
いや、私との時間も彼にとっては仕事なのだ。
胸がぐつんと痛い。
いい、わかっていて依頼している。
何気ない風を装って、寝室へ向かう。ベッド周りを点検し、ゴミや髪の毛を掃除する。
シーツを変えたらわざとらしいけど、せめてしわを伸ばしておこう。
間もなく、シャワーの水音が聞こえだした。
私はベッドに転がり、深呼吸。
少しでも落ち着いておかなければ。
しかし、深呼吸が眠気を呼んだらしく、次に覚醒した時には、目の前に久さんの顔があった。
「久さん……私……」
寝てしまっていたのだ。
今は何時?
随分待たせていたらどうしよう。
慌てて身体を起こし、時間を確認しようとスマホを探す。
しかし、その手を押しとどめられた。
「操、そのままでいい」
あ、始まる。
そう思った。
そうか、こんな時でも久さんは仕事を片付けていてくれる。
いや、私との時間も彼にとっては仕事なのだ。
胸がぐつんと痛い。
いい、わかっていて依頼している。
何気ない風を装って、寝室へ向かう。ベッド周りを点検し、ゴミや髪の毛を掃除する。
シーツを変えたらわざとらしいけど、せめてしわを伸ばしておこう。
間もなく、シャワーの水音が聞こえだした。
私はベッドに転がり、深呼吸。
少しでも落ち着いておかなければ。
しかし、深呼吸が眠気を呼んだらしく、次に覚醒した時には、目の前に久さんの顔があった。
「久さん……私……」
寝てしまっていたのだ。
今は何時?
随分待たせていたらどうしよう。
慌てて身体を起こし、時間を確認しようとスマホを探す。
しかし、その手を押しとどめられた。
「操、そのままでいい」
あ、始まる。
そう思った。