春灯〜日々幸せに思う〜
2人はすごく悲しそうな顔で私を見る。
「紗南…」
遼平がそっと自分の学ランを私の肩にかけた。
「なにしてんだよお前!分かってんのかよ!」
遼平とは反対に怒鳴りつけてくる春輝。
「いつからあんなことしてんだよ!なぁ、紗南!!!」
聞いたことのない春輝の声。
「ごめん…ごめん…」
「なんで、先生となんだよ…」
「春輝、今はやめてあげなよ。紗南だってきっと何か理由があったんだから。」
カッとなっている春輝を遼平が止める。
「好きだったの、初めて好きになった人だったの…
こんなことしちゃいけないって私だって分かってたよ、でも私先生のことずっと…
ずっとずっと好きだったの!」
ボロボロ泣き崩れる私。
その姿を見て春輝と遼平もなぜか泣いていた。
何分、何時間泣いただろうか、
完全下校時間が来るまで私たちは泣き続けた。