気まぐれイケメン上司に振り回されてます!
「吉葉は礼香のことを尊敬していて、好意を持っていたと思う」
賀上さんの言葉に、全身がズンッと重くなったような気がした。
それは……峯川さんのことを好きだったということ、だよね?
「ふたりは今のお前たち……吉葉と朝本みたいな先輩デザイナーとアシスタントという関係で、よく仕事をしていた。俺と吉葉が知り合ったのは吉葉が二十三歳の新人のときで、礼香がセッティングした飲み会で一緒に仕事をしているんだと、礼香から紹介された」
「どうして賀上さんに?」
「礼香は当時、俺の恋人だったから」
小さく笑ってそう言った賀上さんに、わたしは目を見開いた。
だけど、そういえばふたりは独特なやりとりをしていたなと、“古い知り合い”と言った賀上さんに意味深なことを言った峯川さんを思いだした。
「俺たちは恋人っていっても、ドライな関係だったけどな。あの頃はお互い忙しくて仕事が最優先だったし、デートなんて酒飲んでそのままホテルっていうのが多かった。それがお互い気楽でよかったんだけど」
当時を思い出しながら話す賀上さんは、どこか心憂げに瞳を伏せる。
それが妙に色っぽくて、わたしの胸が鳴ってしまった。
賀上さんの言葉に、全身がズンッと重くなったような気がした。
それは……峯川さんのことを好きだったということ、だよね?
「ふたりは今のお前たち……吉葉と朝本みたいな先輩デザイナーとアシスタントという関係で、よく仕事をしていた。俺と吉葉が知り合ったのは吉葉が二十三歳の新人のときで、礼香がセッティングした飲み会で一緒に仕事をしているんだと、礼香から紹介された」
「どうして賀上さんに?」
「礼香は当時、俺の恋人だったから」
小さく笑ってそう言った賀上さんに、わたしは目を見開いた。
だけど、そういえばふたりは独特なやりとりをしていたなと、“古い知り合い”と言った賀上さんに意味深なことを言った峯川さんを思いだした。
「俺たちは恋人っていっても、ドライな関係だったけどな。あの頃はお互い忙しくて仕事が最優先だったし、デートなんて酒飲んでそのままホテルっていうのが多かった。それがお互い気楽でよかったんだけど」
当時を思い出しながら話す賀上さんは、どこか心憂げに瞳を伏せる。
それが妙に色っぽくて、わたしの胸が鳴ってしまった。