気まぐれイケメン上司に振り回されてます!
きっと、景さんのことで峯川さんのことを意識しているからだと思う。
「やっぱり、景くんが好きなんだ?」
微妙な反応をしていたわたしに、峯川さんがからかうように聞いてきた。
なんでバレてしまったの?
そう思いながら峯川さんを見てしまうのがいけないのかもしれない。
気づいたって遅くて、くすっと笑われた。
「そう……好きなのね」
峯川さんから目を逸らしたわたしはなにも言わず唇を強く結んでいた。
もしかして、峯川さんも景さんを好きだとか言い出すの?
そうしたらわたしに勝ち目はない。だってこんなに美人だし、景さんはまだ峯川さんを好きなのかもしれないのだから。
不安な気持ちがいっきに溢れてきて、落ち着かない。
「確かに、景くんってかっこいいものね。それに、素敵なセンスを持ってる。……わたしは、見た目より彼のデザインが魅力的だと思っているの」
“彼のデザインが”
そう言った峯川さんに、わたしはゆっくりと視線を向けた。
昔も今も気に入ってるのは景さんのデザインだけなのだろうか。
「でも、ちょっと残念」
「……残念?」
「だって景くん、なにも変わってないんだもの。全然競争心なくて、もっと目立ってやろうって意識が薄いし。わたしに仕事をとられても納得なんて、本当に残念よ。今の職場もダメなのかもしれないわね。もっと競争心の湧く環境で仕事をしたほうがいい。がっかりしたわ、本当にダメ」
「やっぱり、景くんが好きなんだ?」
微妙な反応をしていたわたしに、峯川さんがからかうように聞いてきた。
なんでバレてしまったの?
そう思いながら峯川さんを見てしまうのがいけないのかもしれない。
気づいたって遅くて、くすっと笑われた。
「そう……好きなのね」
峯川さんから目を逸らしたわたしはなにも言わず唇を強く結んでいた。
もしかして、峯川さんも景さんを好きだとか言い出すの?
そうしたらわたしに勝ち目はない。だってこんなに美人だし、景さんはまだ峯川さんを好きなのかもしれないのだから。
不安な気持ちがいっきに溢れてきて、落ち着かない。
「確かに、景くんってかっこいいものね。それに、素敵なセンスを持ってる。……わたしは、見た目より彼のデザインが魅力的だと思っているの」
“彼のデザインが”
そう言った峯川さんに、わたしはゆっくりと視線を向けた。
昔も今も気に入ってるのは景さんのデザインだけなのだろうか。
「でも、ちょっと残念」
「……残念?」
「だって景くん、なにも変わってないんだもの。全然競争心なくて、もっと目立ってやろうって意識が薄いし。わたしに仕事をとられても納得なんて、本当に残念よ。今の職場もダメなのかもしれないわね。もっと競争心の湧く環境で仕事をしたほうがいい。がっかりしたわ、本当にダメ」