気まぐれイケメン上司に振り回されてます!
泣き出しそうな声になってしまっていたら、景さんは息をのんでわたしの手首を離した。
不都合なんて、やっぱりないでしょう。
わたしなんていなくても仕事はできるのだから。
「あと……わたしも、聞きたいことがあります。昨日、峯川さんとなにを話したんですか。大事な話って、なんだったんですか」
「それは……」
景さんは明らかに動揺したように見えた。
そのまま、胸に引っかかっていた重苦しい気持ちがいっきに流れ出してしまう。
「景さん、峯川さんのことが好きなんじゃないですか? 大事な話は、付き合うとかそういう話ですか? 峯川さんも景さんと楽しそうに話してるし、だからっ……」
勢いよく捲くし立てていたわたしは、眉根を寄せている景さんにはっとして言葉を続けるのをやめた。
最悪。こんなことまで言うつもりなかったのに。
ダメだ、落ち着かないと。
「……すみませんでした。仕事に戻ります」
「待っ……春ちゃん、」
「しばらく、声をかけないでください……お願いします」
とにかくこの場から去りたくて急ぎながらわたしが言うと、景さんの瞳が悲しそうに揺れた気がした。
だけど、気持ちが焦っているわたしは自分のことしか考えられず、すぐにミーティングルームを出る。
不都合なんて、やっぱりないでしょう。
わたしなんていなくても仕事はできるのだから。
「あと……わたしも、聞きたいことがあります。昨日、峯川さんとなにを話したんですか。大事な話って、なんだったんですか」
「それは……」
景さんは明らかに動揺したように見えた。
そのまま、胸に引っかかっていた重苦しい気持ちがいっきに流れ出してしまう。
「景さん、峯川さんのことが好きなんじゃないですか? 大事な話は、付き合うとかそういう話ですか? 峯川さんも景さんと楽しそうに話してるし、だからっ……」
勢いよく捲くし立てていたわたしは、眉根を寄せている景さんにはっとして言葉を続けるのをやめた。
最悪。こんなことまで言うつもりなかったのに。
ダメだ、落ち着かないと。
「……すみませんでした。仕事に戻ります」
「待っ……春ちゃん、」
「しばらく、声をかけないでください……お願いします」
とにかくこの場から去りたくて急ぎながらわたしが言うと、景さんの瞳が悲しそうに揺れた気がした。
だけど、気持ちが焦っているわたしは自分のことしか考えられず、すぐにミーティングルームを出る。