すべてが思い出になる前に




ピンポーン♬


インターホンが鳴り、掃除機の電源をOFFにした。


はーいと返事をして、玄関へ向かっていると、いきなり玄関の扉が開いた。



「Hello♬How are you doing?開けるの遅せ〜よ、開けちゃったじゃんか‼︎」



そこにはテニス留学帰りの日焼けで黒く焼けた翼の姿があった。



「勝手に入ってくんなよ」


「だって開いてたからさ。もう大丈夫、ありがとう‼︎」


「大丈夫じゃねーよ、こっちは‼︎」


「まぁまぁそう怒るなって〜。Take it easy.」


「ちょいちょい英語出すの止めろ‼︎ったく…」





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