すべてが思い出になる前に
茜はニヤッと笑い、肘をつながらじっと友理奈を見つめた。
「2人が付き合ってもう2年ぐらいかな?そろそろ結婚してもいいんじゃないの?」
『結婚』の2文字を聞いた途端、クスッと笑う友理奈。
「お互い忙しいから、結婚の話なんて1度もした事ないな」
「だってもうすぐ大学院卒業するだろうし、良いタイミングだと思うんだけどな…」
茜と結婚について話す年齢になったんだなと実感した。
確かに付き合い始めて何年か経って、お互いの将来について、少しは考えないといけないのかと。
茜と話しをすると、現実的に物事を捉えて冷静に考える事ができる。
茜にも素敵な未来が必ずあるはず。自分だけではなく、みんなで幸せになりたい、そう思うのであった。