one more chance――美少年は女総長――

彪牙さんは

「龍ヶ崎 鬼龍」と言う男が「龍と青龍」を作った事。

そして1番驚いたのは…

「青龍の本当の総長は篠原 伶」そう言ったのだ。

彪牙さんと伶が勝負する事になり
下端達にもその事を話した。

勝負が終わり、気を失っていた彪牙さんが目を覚ました。

「あぁ、結構効いた」

「いてぇ」と言って頭を抑える。

俺は彪牙さんが喧嘩で負ける姿を初めて見た。

いや、見ていた全員が初めて見ただろう。

「お前ら、今日から篠原が「青龍の総長」だ」

その場にいた全員が暗い顔をした。

「ただし、俺はまだ青龍を抜ける気はねぇ」

「それだと彪牙さんは下に!!」

風斗が焦ったような顔で言った。

「誰が下に行くと言った」

その言葉に俺以外の幹部が驚いた。

俺は1度だけ聞いた事を思い出した。

「その時まで待ってくれ」

あの時の言葉の意味…
続きを今ここで聞けるのか?

彪牙さん……

俺は1人

心の中で彪牙さんに問いかけた。


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