マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
「信じてみようと思う。……木本なら、信じられると思うから」
「え?」
「俺と付き合ったあとで、イメージダウンしたとか簡単に言わないだろう、って」

 言わないよ、そんなこと。
 まだまだ水無瀬くんのことは、知らないことだらけだ。
 だからこそ、知らない水無瀬くんを発見していきたい。

「俺をずっと好きでいろ。……亜衣」

 初めて名前で呼ばれ、胸がこの上なく高鳴った。
 愛しい人に名前で呼ばれることがこんなにうれしいなんて。

 水無瀬くんが教えてくれたのだ。
 そして、これからもいろんな温かい感情を教えてくれるのは、水無瀬くんしかいない。

「ありがとう、蓮。……本当に大好き」
「それは知ってる」

 意地悪にそう言ったかと思うと、彼の顔が近づいてきて唇と唇が触れ合った。
 ここが会社だということも忘れ、ずっとベタベタと彼にまとわりつきたくなる。

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