マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~

 たしかに私は、運とめげないことには自信がある。
 だけど水無瀬くんに関することとなれば、その自信は音を立てて崩れていく。

「そうやっていつまでも落ち込んでモタモタしてると、春日井さんに取られちゃうからね」

 慰めて、励ましたと思ったら、また不安にさせるんだから。

「さっきもうちの部に来てたじゃないの。仲良くミーティングルームに消えていったよね。中でふたりでなにをしてたんだか」
「音羽っ!!」

 むぅっと唇を尖らせて怒って見せると、音羽はあははと声高らかに笑った。冗談だよ、と。
 こっちは真剣に悩んだり落ち込んだりしてるっていうのに。
 友達の気をもませるような冗談を言うなんて、趣味が悪い。

「あ、そうだ。今日の同期の飲み会、亜衣も来るでしょう?」
「あーー、それって今日だったっけ」

 不定期で開催される同期での飲み会。
 私はいつも淡い期待を寄せながら参加していた。
 水無瀬くんと……なにか近づけるきっかけが欲しいな、なんて。

 だけどそんなチャンスは、今まで一度もない。
 いつも席は遠くて、話しかけようか悩んでいる間にお開きになってしまっていたから。

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