マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
「私なんて、なんの役にも立ってないですよ。細かいことをちょこまかと手伝ってるだけですから」
「そんなことないわよ。その細かいことをやってくれる人がいるから、助かってる人間がいるんだもの」

 そう言って労ってもらえると、本当に救われる。
 毎日残業しているのも無駄じゃないと言ってもらえている気分だ。

「そのうち重要な仕事も任されるようになるわ。がんばってね」
「はい。ありがとうございます」

 ……参ったな。本当に参った。
 戦略チームに来て、ひとつ気づいたことがある。
 それは春日井さんとの接触が増えてわかったことなんだけれど。

 彼女が、とてもやさしくて、とても良い人で。
 女の私から見ても、かなり魅力的だという事実だ。

 ああ……もう……心の中で勝手にライバル視していた私を殴り飛ばしたい。
 最初から勝負になっていなかったのだから。

 人は、勝負の前に圧倒的な力の差を感じると、こんな気持ちになるのか、と納得せざるをえない。
 
< 40 / 158 >

この作品をシェア

pagetop