マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
 二日後、クライアントの方々の前で行われた我が社のプレゼンは成功をおさめた。
 このままいけば大きな契約が間違いなく取れるとのこと。
 戦略チームの先輩たちはみんな上機嫌で、職場の雰囲気は最高だ。


「あの、望月さん、ありがとうございます。助かりました」

 休憩室でペコリと頭を下げると、望月さんはコーヒーを片手に落ち着いた笑みを浮かべて首を横に振る。

「別に大したことはしてないけど。お役に立てて何より」

 打ち上げをやりたいからどこか店を予約するようにと、鬼塚課長から言われたのだけど。
 あいにく私はそういった店をよく知らなくて、困っていたところを助けてくれたのが望月さんだった。

「俺も新人のころ、そういう予約を任されたことがあったから」

 私がネットで必死に検索していたら、望月さんが良い店があるよと教えてくれた。
 ネットで探すのもいいけど、実際に雰囲気やお料理がわかるお店がいいなと思っていたから、本当に助かった。

「こういうときに困らないように、あちこち気になった店は普段から行っておくといい」
「はい。そうですよね」


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