マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
「思ったんだけど。恋愛感情が湧かないって言われたけど、それを改善すればいいんじゃないかな」
「亜衣サン、意味がわかりません」
「少しずつ私を女として見てもらえるように接すれば、恋愛感情がある日突然湧いてくるかもしれないじゃない?」
「アンタは辛抱強いし、めげないねぇ。ポジティブすぎる。そこだけは偉い! 据え膳拒否されたのに、そこまで言えないよ」

 偉いのそこだけ、って。しかも、そのあと私の傷口に思いきり塩を……。

「まぁ…何度振られても同じ相手に告白する人は、世の中にいるからね。がんばりなよ」

 音羽が言ってくれた通り、めげないのが私の長所だ。あきらめきれないのだから、もう少しがんばろう。
 こうなったら根くらべかな? 悪いけどそれなら自信がある。
 水無瀬くんが根負けするまで、私が攻め続ければいい。

 それに、彼は私のことをよく知らないからと言っていた。
 当たり前だけど、水無瀬くんだって付き合うのは誰でもいいわけじゃないんだ。
 魅力的で好きだと思う女の子がいいと思うのは当然のこと。

 女の子が告白してきたからとりあえず付き合ってみよう、などと考えないところが水無瀬くんらしい。
 軽薄さがなくて素敵だと思う。

 よし! とにかく私を知ってもらおう。
 もっと積極的に会話して、私はこういう人間なのだと知ってもらわなきゃ。

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