マシンガン LOVE ~この想い、あなたに届け!~
「昨日ね、仕事帰りに友達とご飯に行った先で、Mを見かけたの。私と友達がたまたまフラッと入ったお店に偶然Mもいた。ひとりじゃなかった。……春日井さんと一緒にいた」

 心臓にチクリどころじゃなく、ザクリと衝撃が走る。
 顔からは一気に笑顔が消え、血の気も引いていきそうだ。

「仲……良さそうだったよ。楽しそうにしていた」
「そ、そっか……」 
「ふたり、そういうことなんじゃない? だからMは亜衣が告白しても断ったのかもしれない」

 音羽の言う“そういうこと”とは、付き合ってるって意味だ。
 私を傷つけないように、この期に及んで遠回しに言うところが音羽はやさしい。

 春日井さんとついに付き合うことになったのなら、私とは可能性ゼロ。論外もいいところ。
 水無瀬くんは恋人と付き合って早々に心変わりするような人じゃない。
 だいたい、そんな水無瀬くんだったら好きになったりしない。

 それに。万が一私が横槍を入れて水無瀬くんを奪ったとしたら、それは略奪になる。
 あの、人の良い春日井さんを不幸にしてまで、自分の思いを突き通すだなんて……それはダメだ。

「音羽、教えてくれてありがとね」


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