太陽と月の後継者

『じゃあ、私の部屋に来る?だいたいの食料は揃ってるし、なにか作るよ!』

そう言って、腕まくりをするクロエはやる気に満ち溢れている。

「クレアの手料理!!食べたいっ」

『じゃあ、行こうか…“ループ”』

その瞬間、ヨウテス達はあっという間にクロエの部屋に移動していた。

「うわっ!?クレアは複数人でループを使って移動できるんだな…」

ヨウテスはもう驚き疲れたというように笑った。

『うん、じゃあ適当に座ってて』

それだけ言うと、クロエはキッチンへ行き皆を眺める。

『何が食べたい?』

「お肉のスープ!」

リオがよっぽど食べたいのか目をキラキラさせていた。

さすが大狼と言ったところだ。

『クスッ、わかったよ』

それだけ言ってクロエは必要な材料を出し煮込み始めた。

その間、することがなくなったレイ達はクロエの部屋を興味深そうに見回している。

「綺麗だなー」

「ものが少ないよね!」

「しかも外もいい眺めだしな」

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