嫌い、のち好き、のち愛

それを真咲ちゃんに伝えると、真咲ちゃんの顔つきが変わった。


「村上さん、食事は身体の基本ですよ。どれだけ不健康な暮らししてたんですか?そんなんだからひどい人ばっかり寄ってきちゃうんです」


「はい、すいません」


俺はなぜかベッドの上に正座をして真咲ちゃんにお説教をされていた。


「睡眠のことは仕方ないにしても、食事はもうちょっとちゃんとした方がいいと思います」


「はい、面目ないです」


正座する俺の前に立つ真咲ちゃんがため息を吐く。


なんとなく呆れられたのかと思い、顔を上げられない。


「私、帰りますね」


そう言われてはっと顔をあげて、真咲ちゃんの腕を掴む。


「帰っちゃうの……?」


まだ一緒にいたくてそう言うと、真咲ちゃんは驚いた顔をして、それから自分のお腹を撫でた。


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