お見合い結婚~イケメン社長と婚前同居、始めます~
頬、唇、耳、首筋に、啄むようにキスが落とされていく。

「んんっ」

キスが落とされた部分に神経が集中するせいで、敏感になった私はキスの度に小さく啼いた。

そんな私の反応を楽しむように藤丸さんは、私の身体の隅々にまでキスを落としていく。



「あっ、んん。藤丸さん…っ」

「そろそろ名前で呼んでよ。琴理」

そう言って意地悪な笑顔を浮かべた藤丸さんは、いつの間にかはだけていた私の胸の先端に軽いキスを落とした。


「あんっ、わ…」
「ん?何? ちゃんと呼んでよ」

藤丸さんはズルイ。

だって、私の弱い部分を責め立てていくのだから。


< 276 / 291 >

この作品をシェア

pagetop