涙のむこうで、君と永遠の恋をする。


放課後、終業式を終えたあたし達は、それぞれ部活やら掃除やらでバラけた。


あたしは、階段掃除の渚くんを教室で待った。

今日も、お母さんの所へ渚くんと行く為だ。

夕暮れが、あたしと教室を照らす。


ーカラカラカラ……。

あたしは窓を開けて、またその下を見つめる。

ここからなら、死ねるかなと思ってつい、やってしまう行為。



「ほのかちゃん、また窓の外見てるね」

「!!」


突然声をかけられ振り返ると、教室の入り口には、渚くんが立っていた。


渚くん、いつからいたんだろう。

全然、気がつかなかったな……。




















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